事業内容

高機能加工

High-Performance​

染色から高機能加工まで一貫加工できるのが当社の強みです。過酷なアウトドアにも耐えられる衣服には高い機能性が欠かせません。防水やはっ水、UVカットなど様々な付加価値を生地に与えつつ、軽さや柔軟性など風合いの良さを両立させる手法は高い評価を受けており、国内外のアウトドア・スポーツ衣料に広く採用されています。雨を通さず衣服内のムレだけを解放する透湿防水機能は、多種多様な高機能加工の中でも最も得意とする加工技術の一つです。

パディング

薬液を満たしたバックルに生地を通し、生地にさまざまな性能を付与する技法です。ムラなく均一に薬剤を浸透させつつ、その性能を最大限発揮できる後処理を適切に施すことが非常に重要です。はっ水加工の技法は、傘生地加工に端を発した当社が古くから技術改善を続けてきた分野。近年は社会の持続的発展をテーマに、環境負荷の少ない手法への切替を積極的に進めています。

撥水

帯電防止

抗菌

吸水

カレンダー

ローラーで生地を加圧。繊維を押しつぶして平滑にすることで、防風性能の向上や光沢感の付与を図ります。ダウンジャケットの羽抜け防止にも使われます。

防風

光沢

コーティング

生地にあてたナイフで樹脂を塗布する技法。施される防水・防風性能は傘生地やポンチョなどで必要とされる機能です。 一般的な防水性に加え、通気性を持たせることも当社では可能。衣服内の熱放出を促すことで着心地の良さを実現。寒冷地でも柔らかな風合いを実現した軽量生地は、ソフトシェルやアクティブインサレーション用途に広くご好評を頂いています。

防風

防水

通気性

UV加工

ドライタッチ

ラミネート

当社の誇る RUSTORE フィルムの性能は、適切なラミネーション技術によって最大能力を発揮します。

複数の異なる素材を張り合わせる加工です。1枚生地では表現できない高機能を施すには必須の技術。アウトドアウエアに求められる透湿防水性はこの加工によって付与されます。
当社の強みは独自開発のフィルムRUSTOREの性能と、その性能を最大限に発揮できるラミネート処方。ユーザーの用途に適した性能でバランスを取り、顧客のニーズに応えています。

FGX 多孔 非フッ素の環境配慮型。長寿設計もある。
SGX 無孔 薄膜軽量化が可能。風合いの良さ。膜寿命が長く、色展開も可能。完全フッ素フリー
高機能のバランス​

レインウエアなどの製品には、耐水圧や透湿性を数値で表したタグを付けて優位性をアピールしているものを見かけることが多いかと思います。もちろん数値は高ければ高いほどその機能は高いといえますが、いくつかの重要な機能は相反関係を持つことも見逃してはいけません。Aを立てればBが立たずとなってしまう中で私たちが重要視しているのは、これから作る生地がどんなシーン(用途)で使われるかということ。その目的にAの機能はどこまで必要なのか。ユーザ目線でバランスを取ることで満足度の高い製品づくりに寄与しています。
また、昨今見逃してはならないのが持続可能性の追求です。機能が長持ちするということは、生地に塗布した薬品が長期間自然に残ってしまうということも意味しています。アウトドアに用いられる生地を作るからこそ、環境を守る・環境負荷の低減は私たちにとって喫緊の課題です。「環境性能」も大切な機能性の1つとして私たちは捉えています。

高機能への道のり​

2025年に創業60年を迎えた当社はかつて傘生地加工でその名を知られた企業でした。傘生地の国内生産70~80%を当社が占めると言われた時期もありましたが、ビニール傘の普及とともにその需要は減少。生産が海外に移転する中、次なる事業を立ち上げる必要に迫られていました。
私たちの強みは傘生地で培ったはっ水・防水加工の技術。これをアパレル用途で展開しようと試みた時、衣服内のムレをいかに処理するかという問題が立ちはだかります。人が着用する以上、単純な防水では衣服内に蒸れがこもってしまう。傘生地を作っていたころには考えたこともなかったこの壁を突破するために生まれたのが、布に特殊なフィルムを張り合わせて実現する透湿防水性能です。世に先駆けてこの技術を確立させたことが『高機能加工ならテックワン』の評価に繋がっています。

製品例

alltecは当社が培ってきた透湿防水機能を始めとする高機能テキスタイルとデザインを組合せたブランドです。